鋼製防護柵支柱地際部の防蝕対策として、貢献するラミネートプロテクターです。
本体は樹脂（リサイクル・ポリプロピレンを原料とした）長手方向に継ぎて部がない一体型成形品システムです。
プロテクター内側に両面粘着性ブチルゴムテープがラミネートされています。更に外層部には支柱に固定後、気中の温度変化によりプロテクターの原型戻りを防ぐ為にゴムバンドを着装します。
又、プロテクター上部には当社の開発したゴムキャップ（耐候性ＥＰＴゴムを使用しスリーブの空気中に露出する部分を保護して、プロテクター（ＰＰ樹脂）の劣化を抑制すると共に、雨水・海水等の支柱地材際部への浸水を防ぎ防水効果が得られます。
| 支柱径 | 139.8mmに対応 |
| 種別 | テープ巻き |
| 支柱径 | 114. 3ｍｍに対応 |
| 種別 | テープ巻き |
| 支柱径 | 125ｍｍに対応(角型支柱) |
| 種別 | テープ巻き |
大和ケミカルのラミネートプロテクターは、樹脂製プロテクター内面に未加硫両面粘着性ブチルゴムシートをラミネートした防蝕構造体システムを固定します。
システム地上露出部の保護・雨水海水等の浸水防止に耐侯性ゴムキャップを設置し、原型戻りを防ぐ為にゴムバンドを取り付けます。
支柱打ち込みの場合に於いても、テープ外側に約２ｍｍ厚のプロテクター更に外部より締め付け用ゴムバンドによりシステムの離脱剥離を予防・防止し、防錆材に傷の発生が発生しにくく、プロテクターを固定する冶具が軽便なので簡単に固定が可能です。
施工の方法はこちらでご紹介しております>>
樹脂製プロテクター内面に両面粘着ブチルゴムテープをラミネートし、システムの地上露出部にプロテクター外面の耐侯性向上のためと、雨水や海水の浸入を防ぐためのゴムキャップ（耐候性ゴム）、固定後気中温度変化によるプロテクターの原型戻りを防ぐ為のゴムバンドで構成されます。
外径 ｍｍ |
厚みｍｍ |
長さｍｍ |
摘 要 |
|
RP-1型 |
約147 |
1.7～2.0 |
200 |
長さ方向は継ぎ目なしの一体型です。 |
RP-2型 |
約121 |
1.7～2.0 |
200 |
|
RP-D型 |
約132 |
1.7～2.0 |
200 |
標線間距離 ｍｍ |
厚さ×幅 |
断面積 |
引張強さ |
最大荷重の変位量 |
摘 要 |
ｍｍ |
ｍｍ2 |
Ｎ／ｍｍ2 |
ｍｍ |
リサイクル樹脂の |
|
50 |
1.8×10.2 |
18.36 |
20以上 |
10以上 |
プロテクターの材質と強度は、RP-1型、RP-2型、RP-D型いずれも共通です。
試験方法：成形したスリーブから試験片を製作し、プラスチックの引張試験方法ＪＩＳ Ｋ7113-1975 1号形試験片により公的機関で行った試験結果です。
|
形 状（ｍｍ） |
材 質 |
数 量 |
摘 要 |
RP-1 |
形状はそれぞれの外寸法によります |
未加硫ブチルゴム |
1 |
プロテクター内面に未加硫ゴムの粘着加工 |
RP-2 |
未加硫ブチルゴム |
1 |
||
RP-D |
未加硫ブチルゴム |
1 |
粘着力 |
保持力（23℃） |
引張強度 |
剥離力 |
摘 要 (規格) |
3.2 |
5.04 |
25.0 |
0.22 |
№5931－50 |
RP-1、RP-2、RP-D型いずれも共通です
ゴムキャップはスリーブの地上露出部の保護と雨水などの浸水防止のため使用します。
耐候性ゴムによるゴムキャップは№1、№2は丸型支柱に使用し、№3は角型支柱に使用します。
№ |
形 状（ｍｍ） |
材 質 |
数量 |
適 要 |
1 |
外径133 |
ＥＰＴゴム |
1 |
丸型 |
2 |
外径108 |
ＥＰＴゴム |
1 |
丸型 |
3 |
外寸122 |
ＥＰＴゴム |
1 |
角型 |
硬 度 |
引張強度Ｎ/ｍｍ2 |
伸び率％ |
耐候性試験 |
(着色)汚染試験 |
45 |
10 以上 |
300以上 |
き裂を認めず |
移行汚染を認めず |
※材質：耐侯性EPTゴム
試験方法：JIS K 6250、JIS K 6251 引張強さ・伸び試験、JIS K 6253 硬さ試験
に基づいた社内検査及び公的機関の結果です
